みなさん、マイルと一口に言っても実はマイルには大きく分けて
“フライトマイル”
と
“陸マイル”
の二つが存在することはご存知でしょうか?
知っている人には常識ですが、知らない人は全く知らない世界だと思います。
ステータス獲得にも少し関係がありますので、今回はこのフライトマイルと陸マイルについてお話していきたいと思います。
フライトマイルとは?
フライトマイルとは、読んで字のごとく、フライト(=飛行機への搭乗)によって得られるマイルのことです。
そもそもマイル(mile)とは距離の単位ですから、飛行機で飛んだ距離がそのままポイントとして加算されるようにも聞こえますがそれもまたちょっと違います。
飛行機の飛んだ距離は区間マイルという数値で表されます。
これはIATA(国際航空運送協会)によって決められている数値です。
この区間マイルと。運賃の種別や搭乗クラスに応じた積算率を掛け合わされて算出されるのがフライトマイルです。
たとえば、JAL運航便で東京・羽田―札幌・新千歳間をクラスJ、先得割引運賃で乗ったとすると、
区間マイル510×(先得の積算率75%+クラスJ分上乗せ10%で85%)
=434マイル
といった計算になります。
このように得られるフライトマイルは区間マイル×運賃積算率が基本で、そこに搭乗クラス(クラスJ、ファースト)だったり、ステータスによって加算ボーナスがありあます。
また、FLY ONポイントもこのフライトマイルを基本に計算されます。
陸マイルとは?
陸マイルとは、こちらもまた読んで字のごとく、陸で得られるマイル、つまり搭乗以外で得られるマイルのことを指します。
フライトマイルはJALの公式な呼び名ですが、陸マイルは通称で非公式です。
陸マイルの代表的なものとしてはクレジットカードを利用して貯まるショッピングマイルなどがあります。
他にもアンケートへの回答やキャンペーンなどで貰えるボーナスマイルがあります。
飛行機には乗らずこうした陸マイルを積極的に貯める人のことを陸マイラーと呼びます。
以上がフライトマイルと陸マイルの簡単な説明になります。
フライトマイルと陸マイル、獲得経路は違いますがどちらも同じマイルとしてJALマイレージバンクに加算されますし、利用する場面での違いもありません。
どちらかにこだわるのではなく、どちらも上手く貯めることが理想的ですね。
陸マイルを貯めるのであればJALカードは必須ですし、フライトマイルを貯めるにあたっても、カードを所持していたほうが明らかに得です。
航空券の決済をJALカードですればフライトマイルとショッピングマイルをダブルで、加算率も良く貯めることができます。
いずれにしてもマイルを貯める上で提携のクレジットカードを持っていないという人は聞いたことがありませんし、持っていないと大損をしますから、マイルを貯めたい!と思ったらJALカードは早めに作っておくほうが良いでしょう。
マイルを効率的に貯めるなら…
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